●東京都現代美術館へカルティエ現代美術財団コレクション展に行く。明日が最終日なためか、混んでいる。カタログも売り切れていた。ゆっくり見ることができなかったのだが、いろいろ痺れた。
まず、スキなくビーズで埋められたライザー・ルーの作品で痺れる。入って1番目の作品で、ガツンとやられる「掴みはOKだよこの展示。」と思う。「ビーズ=手芸」じゃないものが存在していて妙に嬉しかった。
ジャン=ミシェル・オトニエル:のガラス作品も気に入る。
リチャード・アーシュワーガー:の巨大ブラシの?と...が、デカイってだけで説得力があって面白い。触れるともっと楽しいかも。転がしたりしてみたい。
松井えり菜:強烈。
デニス・オッペンハイム:面白いけど、「どうやって動かしているのか」のほうが気になる。
ウィリアム・エグルストン:この人の写真、好きかも。
レイモンド・ドゥバルドン:世界の街角の映像を同時に流すインスタレーション。
森山大道:ポラロイド作品が興味深い。森山大道って、思った以上にキャラクターもの好きだな。
作品の周りの侵入禁止エリアのテーピングにクレームをつけているおっちゃんに遭遇。それを言いたい気持ちもわかるけどね。「そのクレームの付け方は、逆効果よ。」オノヨウコ展でYesが見られなかった美術館なんだから。それに、おっちゃんがクレームつけていた作品は、枠の中に入らないと作品の本質がわからないものじゃなかったのよね。
●タカイシイギャラリーで畠山直哉 "Zeche Westfalen I/II Ahlen" 東欧かどこかわからいけど廃工場の写真。解体される様子もあり。
●シュウゴアーツ4人展、千葉正也、池田光弘、除美姫、イルバ・オークランド
除美姫:「なんだ。これでいいのか。」漠然と思う。赤丸いっぱいついていた。コンテンポラリーでデビューすると、最初からこのお値段かー。。。と、かなりうらやましくなる。