先月の終わりからバイトの掛け持ち始めた。選挙ボランティア(無給)する時間あったらバイトできるんじゃ?ってのとゴールデンウィークに午前にやってるバイト強制非番になり頭にきたという2つの理由。
今年、ご近所にできたゲストハウスの入り口に
「アルバイト募集 客室清掃 時給1,000円〜」
の張り紙を見つけて、話だけ聞いてみるつもりが採用されてしまった。最賃で安いからそんなキツく無いかも?試しにやってみるかっていう程度のモチベーションで始めた午後の掃除バイト。フロントとマネジメントのスタッフはほとんど韓国系?掃除バイト同僚の半分は外国人という環境で面白いっちゃ面白いけど、仕事は思いの外大変。
朝の10:00チェックアウトから、次の15:00チェックインの間に客室の作業を終了せねばならない。時間に追われて休憩無しランチタイムも無し「東京都の最賃でする仕事じゃないよ。」と、ほぼ後悔。掃除する時に窓を開けて換気するからエアコンは当てにできない、ポカリスエットをがぶ飲みしつつ掃除する。汗水たらして働くってこの事かよ。
先週、指令は、部屋の掃除をワンオペでやってね。しかし処理能力が低いらしく、キッチン付きダブルベットの部屋の掃除終了の規定時間の倍くらいかかっちゃう。上司から事情徴収される「そろそろ慣れると思うのですが、時間かかりすぎですね。」的な事を言われる。のんびりやってるつもりはないのだが、気がつくと規定時間オーバー。
最賃の仕事って向き不向きが明確に出るよなぁ。仕事には適正とそれなりのスキルが必要なので時給1,000円は無いわ〜。ちなみにフロント業務は英語使える前提だけど月給25万円〜。格差ありすぎじゃね?と、思う。
で、今日、先輩同僚と「この仕事給料安いよね。」で、話盛り上がる。先輩同僚は仕事できる英語も得意だからフロントやれば良いのになぁ。って、ちょっと勿体無い。
AppleのWWDC19を見る間がなくて、遅ればせながら見る、エンジニアがコーディングしてる様子がオープニングで「そうそう、こんな感じ。」って、鬱々作業して動いたときの嬉しさを思い出す。あの充実なのか空虚なんだかよくわからない世界で、作りたいものがあるわけでは無いし、やりたい事も無いけど、そこからは程遠い掃除マシーン見習いの今との落差の大きさに、何やってんだかと泣きそうになる。あの時、必死で技術を習得する事をしなかったから、やっぱり適正は無かったと思う。
しかし、情報弱者にならずにすんでるのは、あの世界に滞在したおかげではあるな。
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