冊子に載せるステートメントの英文を添削日。添削してくれたのは英語ネイティブのアメリカ人の方。ステートメントの内容に関して少し議論になる。ステートメントを書く時に毎回言われ続けたというか、聞かされ続けたような事だけど、ぶっちゃけると「自分の事ではなくて、写真の事を書かないと写真を見るための助けにはならないよ。」って事だ。
おっしゃる事は良くわかっているんですけど…。分りやすいステートメントって、結局言葉で分ったような気がしちゃうんだよなぁ。「ふ〜ん。そうなんだ。」で、終わるっていうか。
写真展に行ってステートメントが欲しいと思う作品は、分らないか、つまらないと思う写真だったりするんだよなぁ。で、ステートメントがあったとして、読んでも、やっぱり「ふ〜ん。そうなんだ。」で、終わるんだよね。作品がそれで面白い物に変わるわけじゃなかったりするんだよなぁ。
渡部さとるさんが言うところのステートメントは「作品の取り扱い説明書」であるとすれば、分らない人にも分るために必要だけど、分る人に分れば良いと考えるならば、取説じゃなくてもいいだよなぁ。引っかかってくれる人に引っかかってくれば良いという、まぁ、一種のフィルターって機能でもいいような気がして来た。ちょっと乱暴な言い方かもしれないけれど。なんと言うか、分らない事は悪じゃないと思うんだよなぁ。
ステートメントは、書く度に毎回悩みのタネだよ。
さるぢえさん、
ごぶさたしています。
(アーテイスト)ステートメントって一体全体なぜ必要なんだ、という根源的な疑問がまだ解決していないようですね。その事が納得できさえすれば、何を、誰に向かって、どう書けば良いのかスッキリすると思います。
一読の価値があると思いますので、英文ですが添付します。
http://www.artbusiness.com/artstate.html
投稿情報: S.Y. | 2011/10/05 14:38
いえ。なぜ必要なのか?という疑問を解決していないわけでは無いのです。
投稿情報: さるぢえ | 2011/10/07 21:44