死に方がどうであれ、死んでしまった人への思いは一方通行で、そこからは何も生じない。親しい人の死に動揺しないとか悲しまないという事では無いけれど、彼らへ思いめぐらせても始まらない。
あの人達は時間を止めてしまい、宇宙の暗闇に留まってしまった。私の時間進んでしまい、あの人達と切り離されてしまった。
「死」は、重いことなのか? 藤原新也の「犬に喰われるほど自由だ」だっけ? もしくは、鳥葬のように、鳥に食べさせるくらい循環の中にある普通の事なんじゃないだろうか。生き物だもの。
と、思う。
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