本屋(いかんなぁ〜、欲しい本を必ず見つける)をうろうろしたついでに、思い出しておシャネルへ。(一度くらいは、ささやかでもおめかしして、おシャネルに行きたいものである。)
今、シャネルのギャラリーでは「 ALLURE」スザンヌ・フォン・マイスの写真コレクションの展示をしている。有名な作家の写真ばっかりある。
モノクロトーンフェチな私は、写真のシャドーのトーンとハイライトのトーン分解を見てワクワク。あそこはあまり人が居ないので、ほとんどプライベートギャラリー状態。作品の真ん前で、20cmくらいまで寄って見られるので、心行くまでトーンを堪能する。極楽、極楽。
いちばんビックリしたのはアベドンの「夜の街角でパンツスーツを着たモデルさん」の写真(有名な写真だよね)。中間トーンの粒子が荒れているのに、スーツの黒がきれいに絞まっているので、粗い背景とのコントラストが奇麗に出ており、背後に街頭の明かりがハイライトで入っていて、スーツだけが強調されて写真から洋服が浮かび上がって見える。
生地に白の細いストライプが入っていて真っ黒じゃないのがさらに効果的。
しばし見蕩れる。何度も行ったり来たりする。いや〜。カッコよかった。
他にもカッコいいのいろいろあった。もう一度見に行きたいなぁ。
今日見てきました。
ところで「夜の街角でパンツスーツを着たモデルさん」の写真は、アベドンではなく、ヘルムート・ニュートンの作品のことじゃないでしょうか。
投稿情報: ろくろく | 2009/02/19 00:34
あれ〜?ニュートンあれれ?
プレートを確認したはずだったけど。(^_^;;
投稿情報: さるぢえ | 2009/02/19 01:42