さるぢえブログ

海野未来雄写真集「MARGINAL LAND」

マクロプラナーの修理が終わったと知らせが来たので、有楽町へ受け取りに行く。（なんだ、早いじゃん）。ニューワールドサービス最終日に行き損なったので、帰りに日比谷の三信ビルを見る。解体の準備が進んでいた。

「MARGINAL LAND」を入手。
とても奇麗でカッコいい写真集だ。来月のコニカミノルタでの個展も楽しみ。
「不毛の原野（マージナル・ランド）に寄せて」と題する、いけばな作家喜苑さんの寄稿。短いけど、深みのある文章。しみじみ、人の繋がりを考える。
2Bでの海野さんの写真集「MARGINAL LAND」出版記念トークショーに参加。
しかし、私のぶっちゃけた一言が思わぬところで、思わぬ影響を及ぼしているとはつゆ知らず。
とうとう写真家になってしまったね。海野さん、おめでとう。

今日こそ早寝したいところであります。

昨日、がんばってプリントしたら今日は気力が減退。今日は早く寝なくちゃ。
ここんとこ毎朝、寝坊しかかってるし。

やたら眠くて休憩中に追悼植木等

ひさしぶりにFrenchPopsなど流しつつ、France GallにBrigitte Bardotでコンタクト撮って、ワークプリント三昧。しかしながら、やたら眠いので、ちと休憩ついでにメールをチェックしたら、友達がなにやら音声ファイル？らしきものを送って来たので、再生したら「♪ちょっと一杯のつもりで…わかっちゃいるけどやめられない。」ヤツは喪に服したいらしい？頭が一気に、すーいすい。となってしまった。スーダラ好きだしさ。CDも持っているしさ。追悼な気分ではあります。おかげでちと目が覚めたし。

そう言えば昨日は、「奮闘努力の甲斐もなく、今日〜も涙の〜」に占拠されそうになった。

占拠されたからといって困るわけじゃないんだけどね。

山田詠美「無銭優雅」

ひさしぶりに、読むのがまどろっこしくなるくらいおもしろい小説だった。あっという間に読んじゃって、もったいない。（「真鶴」もそうだったけどね。）
章の間に多分、有名な古典小説と思われるものから抜粋した短い文章が挿入されているのだが、それが、また、スパイス。ただ、自分がその小説をどれも読んでいないのがくやしい。それを知っていれば、もっと楽しい小説であったであろう。（古典って読んでいないからね〜。）
巻末にリストがあるので、ちょっと、読んでみなくては。最近やたらと本読みさんになっているな。

マクロプラナーは壊れてませんでした。距離表示がズレていたのでした。（マジかよコンタックス）今日は1日。冷や汗ダラダラでした。そんなわけで、人さまの道具は不安なので、Tさんにお返しすることにする。やれやれ。

トラブル続出。焦りまくり。

ひさしぶりにフィルム現像。

ベタ用の印画紙を入手したついでに「妖魅変成夜話」4巻、「無銭優雅」を買う。

Tさんから借りたマクロプラナー60mmもピントリングが回らず？これって壊れてる？焦ってTさんに連絡を入れる。お返事来ず。焦りまくり。

写真家田中長徳ビューイング

2Bでの田中長徳さんの作品のビューイングに参加。
カメラの話ではなく、作品の話を聞く。
長徳さんは、ただのカメラおじさんではなく、作家でした。認識をあらたにする。

Tさんから、マクロプラナーを貸してもらう。

山田詠美と川上弘美対談

群像4月号「小説とは地味なものです」山田詠美と川上弘美の対談。
「無銭優雅」は読んでいないけど「真鶴」を読み終わったので、早速読む。
しっくり身にしみる対談で、この人達がいるのは非常に有難い事であると思う。

実は、山田詠美も川上弘美も大好きな作家なのだが、最近の作品に今ひとつな気がしていたのだ。冒頭を立ち読みして、買うのを迷っていた「無銭優雅」を読まなくちゃ。

川上弘美「真鶴」

装丁が美しい本で前から読まなくてはならないと思っていたのだが、今、これを読むのはかなりしんどい予感があり手を出していなかったのだが、やっと、読み終わる。案の定、わずかに胃がキリキリする。
こんな小説は今までに読んだ事ない。上手く説明できないのだが、「女って生き物は、そうか、そうなんだ。そういうものなのね。」と、近い存在を感じる。救われたり、カタルシスは、ないけれど。
繋がりとしての母親の視点は新鮮。
師匠が日記で書いていたけど、「…生は繋がっているのだ。人は繋がって生きているのだ。」を頭では理解しつつも、その繋がりに自分を繋ぎたくない私にとっては。
この作品は彼女の代表作と言われるものになるんじゃないかな。文体も不思議な感じだし。

マクロプラナー60mmバックアップ募集

マクロプラナー60mmの修理見積もりが出た。オーバーホールで2万ウン千円。修理を進めてもらう事にした。が、修理にかかる期間が1ヶ月とのこと。ショック。そんなに時間かかるんですか、凄く困る。とにかく困る。「1ヶ月も彼に会えないんですか！」な気持ち。前のオーナーが同じものを2セット持っていた理由がだんだん解ってきた。
そこで、さるぢえひらめく。2Bコンタックス祭りで、もう一つマクロプラナーあったような？で、誰が買ったんだっけ？漂流者さんではないらしい。PrivateEyeさんでもないらしい、残るはTさんか？すみません、もし、使ってなければ1ヶ月ばかり貸していただけないでしょうか。

やっぱり、巨大本屋に行かなくちゃ？

明け方までプリントしていたら案の定Photo Imageing Expo 2007に行き損なった。1度行ってみたいな〜。くらいのイベントなので、あまり悔しくもなく。21日発売の岡野玲子新刊「妖魅変成夜話」4巻を近所の本屋に買いに行ったのに1冊も見当たらず？入荷数が少なくて、売り切れちゃったのかな？
とりあえず、こうの史代「街角花だより」（カバーの裏が花屋さんの包装紙風になっている。）と日本カメラ4月号を買う。

昨日のワークプリントを眺めつつ、未現像フィルムの山を崩さないと…。と思うのだが…。