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気がついたら8月も真ん中で。すっかり忘れてました。さるぢえハウスの表紙絵をやっと更新。
小熊英二「<民主>と<愛国>」遅々と読んでいる。すごく分厚い本なので持ち歩いて読むのにはちょっと重いのだが、家で落ち着いて本を読む体制にならないので、結局、持ち歩いて移動中の電車で読むことにした。せっかくの大作なので、ちゃんと最後まで読まないとね。不慣れな分野なので、ちゃんと読めているのか、例によってお調子者な私は不安になるが、やっと1部を読み終わる。学者も政治家も涙が出るほど人間臭い。昔、野坂昭如がサントリーのCMで「みーんな悩んで大きくなった」と歌っていたのを思い出す。(かなり古いな。)
このごろの色々な事件を見るに、日本の戦後処理の諸々の整合性のとれていないところが、非常にまずかったように思うし、これを考えだすと明治まで考えるハメになり、どんどん、歴史をさかのぼらなくちゃいけないハメになりそう。
>山田風太郎に「あと千回の晩飯」ろくろくさん、タイトル見ただけで読んでみたくなります。
文學会9月号「私のマルクス」佐藤優。さすが諜報部員、話がうまい。
「ベルカ、吠えないのか?」古川日出男を読み始めたのだが、犬が船酔いになるシーンを移動中の電車で読んでいて、顔をあげたらくらくらしたのでお休み。「モンキーパトロール」外伝。入手。
今日は、3ヶ月ぶりくらい?に鍼灸の治療。呼吸もちゃんとできていない、やばそうな体調をごまかしていたら、疲れが溜まってそれが根雪のようになっていたらしい。ここんとこ治療に間を置くので、毎回体調の悪さのワースト記録を更新している。中途半端に丈夫なのも問題だな。
今日は1日寝たきり。爆睡モード。
人生50年なんて今時は、言わないが、「人生50年かー。短くていいなー。」なんて思った。生活の中でご飯、食べるのが一番めんどくさいしね。
下平竜矢写真展「円環にさかる」at ギャラリーニエプスホルガで撮影したモノクロのプリントとスライド上映あり。ホルガのぼんやりした感じが、「あの世」感を強調しているように見える。青森でパワーアップした感じ。明日、8/6まで。
高野幸男写真展「有為転変」 at ルーニィ自家カラープリントのストリートスナップ作品が並ぶ。てっきり、若い人の写真展だと思い込んでいたら、写真歴はかなり長い年配の方の作品展。作家さんご本人から、月例、フォトコンテスト歴が長くやっていたが、コンテスト写真に飽きて、須田塾に通ったといういきさつを伺う。こちらも、明日、8/6まで。
お時間ある方は、四ッ谷に行ってみてね。
コニカミノルタプラザに常見藤代写真展 「Becoming the Legend」−砂漠の荒野に生きる−8月2日(水)〜8月11日(金)エジプトの荒野で一人で遊牧生活をする女性を撮った作品。を見る。あれこれ聞こうと思っていたのだが、タイミングを逃す。オープニングパーティーにちゃっかり参加。写真家がたくさんいて、ちょっと、緊張した。
昨日、仕事中に、ちらっと、見たニュースサイトで鶴見和子が亡くなったことを知る。思わず「ショック。」ちょっと、テンパっていたので、そのままショックな気持ちが流れてしまった。
梅雨があけたと聞いたような気がするが?気がついたら2日更新していなかった。とりあえず日曜日のこと。大物洗濯し、久しぶりにバルナックライカを持って、華道家の喜苑さんが参加している展覧会に行く。「白い豆の風景」のシリーズを出品する。と聞いていたので楽しみにしていた。大好きな作品なのだ。今回は、豆ので形作られた白い円にグリーンがプラス。窓からの逆光が豆の微妙なグラデーションを作っていて美しかった。グループ展だったので、会場が狭く感じられたのは残念だった。
戻ってから、2Bに写真を見てもらいに行く。岩写真も見せてもらう。師匠がGoogleEarthにはまっていた。