さるぢえブログ

脱出したい、と、言いながら、東京は良いな、と、思う

Il fait chaud. まだ、5月だけどなんか夏みたいに暑い。こんなんだっけ？
昨日のプリントをフラットニングして並べて見た。

日仏の「哲学の夕べ」を覗いてみた。ちょっと面白かった。講演、パフォーマンス、スライドショーやらいろいろ。気持ちが日常から離れるので、気分転換。
Tristan Brunetさんの「自己イメージ／鏡映的自己(Images de soi, miroirs du soi.」を聞く？15分遅れて会場に入ったので肝心の冒頭部分を聞いていないのだが、「我々日本人は、」と、言った時の日本って何を共有してるものなのか？みたいな、問いかけから始まって、参加者からの意見を聞きつつ進めるスタイル。参加者側の知識量もバラバラで、いろいろ話が拡散しがちで、中身が濃くて時間が足りなくて、彼が用意したパワポの半分くらいはすっ飛ばした感じ。なので、多分、何回かに分ける、もしくは1日時中やってても良いんじゃないかってテーマだった気がする。少し、自分が当然と思っている事だったり、知らなかった事だったり、面白かった。しかし、戦国BASARAの名前をココで見るとは思わなかった。www. 彼の経歴は、パリ第７大学の博士課程の人で日仏で思想史の講座を持っているらしい。面白そうだが、でも、フランス語で授業するってTristanさん言ってたから、受講するのは無理だな。彼の日本語のペーパー見つけた。
そのあと、パフォーマンス見て、他にもまだあったけど、肩こりしてきたから近所のスーパーで買い物して帰宅。

キーワードを追加メモ。
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文化
歴史

家事は終わらないので嫌いなのだが

いろいろ買い込んでみたが、結局、使わないビーズを使ってもらえそうな方に譲った。捨てるに捨てられないから、箱にしまったまま、棚の奥に鎮座したままだったから、すっきりした。

今日の午前中、バイトから帰ったら下水管工事の確認作業でミッションコンプリート。クラシアンのお兄さんがコンクリの様子確認と現場の掃除してくれた。ついでに、マンホールの蓋の開け方を教えてもらって中を覗いた。奇麗な塩ビで、ご家庭からの配管との結合部分は、四角い升が無くなっており、まるで高速道路にの本線に合流する所みたいに滑らかに合流してた。ので、思わず、「高速道路のジャンクションみたいですね。」ってコメントしてしまった。
だから引っかかりが無くなって滑らかに流れるって事らしい。
ココのインフラは高度経済成長前のままだけど、新しい管は現代。下水の配管も進化するんだね。

現代と言えば、フランス語の友達の家が現代すぎてクラクラしたので、せめて掃除くらいしようと２日連続日替わり掃除してぐったり。
やり出すと終わらないというか、終われないので嫌いだ。で、掃除しないからホコリが溜まる。の無限ループから少しだけ脱出。しかし、道のりは長い。
Je n'aime pas faire le ménage.
Mais, ma maison est très sale.
Je faire le ménage.
Je suis fatigué.

くじ運は悪いはずだが

にまぁ。日仏の抽選でフランス語の問題集と思しきテキストが当たった！１等賞のフランス行きの航空券じゃなかったけど、くじ引きでアタリが出るのは、嬉しい！にまぁ。にまにま。つまりは、頑張って勉強しろっていう神様の思し召しでしょうか。しかし、小さな所で運を使い果たしているような気もする〜。
っていうか、期待していない時に限って籤って当たるんだよねぇ。

今日はフランス語友達の家におよばれした。パリに行くと楽しい所やら買い物する所やら、何か写真以外の話をするのは久しぶりで新鮮で楽しかった。日常から少し離れるので脳みそが緩むというか休憩する。

フランス語が楽しいのか、習いに行く事が楽しいのか不明だが、とりあえず面白いので、めずらしく続いている。教える技術ってあるんだなぁって、しみじみ、先生すごいなぁ。って思う。今期は残り3回。

日曜日にリセットというわけにもいかず、第2波ザラザラ攻撃

思わぬ下水トラブル第2波。下水管またつまった。お向かいさんがクラシアン呼んでくれた。
胃カメラじゃないが下水カメラで管の中を調べてもらった。
升の所に繋がっているメインの管が部分的に逆勾配になっていて、土管で老築化しており、表面がザラザラで流れにくい状態らしい。3,4日で詰まったという事は、また詰まっちゃうのは確実。それが3日後か1週間後かは判らない。つまり交換するしか無いって状況。
速攻で配管を交換する事になった。最低やらないとマズイ管の交換で約50万円の作業コスト。関係するお宅で頭割りで約10万の負担金。さて、この金額はこの前B&Hに印画紙を注文したのとほぼ同じ金額。物の価値について少々悩む。
関係するお宅の人が全員在宅だったので、集まって井戸端会議。即決で工事決定。即着工。1日で終わる予定。

そんなバタバタが落ち着いて、ギリギリで講評講座にたどり着く。今日は早目に行って少しセレクトして見せようか？と、思っていたけど、無理。おまけに頭の巡りが悪く、スッキリせず。

なんだかなぁ。な、1日であった。

気がついたら知人の写真展終わってた。しまった！

ザラザラな1週間だったが、ホットケーキは美味かった

今週の事。

月曜日、整体に行く。少し改善したのかな。でも溜まってるから1回じゃ足りないっぽい。

最近、1階の洗濯機置き場のあたりからくっさーい臭いが漂っていたが原因が判らないままだったが、雨で判明。下水管が詰まって汚水が流れていなかった所に雨で、汚水が溢れた。お向かいさんの家もやっぱり臭くて水道屋さん？を呼んだらそういう事であった。家の前の道は公道ではないので自分たちでなんとかせねばならないって事も判明。とりあえず溜まった汚水汚物を流してもらった。5万円。
で、家が一番低いんだよね。なんで土盛って上げ底してないんだか。と、前から思ってたけど。
家の前の道の下にある下水管は傾斜が緩いらしい。下の家の方は道自体が傾斜しているので当然下水管も傾斜しておりand土盛った上に家があるしね、良く流れているらしい。
そんなわけで、この辺りは溜まりやすいので時々ホースで水流した方が良いとか。
過去に一度下水工事した事があったらしいのだが、その時に傾斜を変えるとかしなかったっぽい。傾斜変えると家からの管も繋ぎ直しだもんね。ちなみに抜本的に工事し直すと100万〜200万かかるらしい。元取れるはいつの事だかわからないので、時々、ホースで流すに1票。っていうか、公道にしてもらえよ。

日本人は、日本が独特であると思いたいのかなぁ。独特なのは何処の国だって独特の歴史と文化と発展がある事は同じだと思うのであるよ。と、学生が作ったらしい、日本を紹介？説明？するムービーに、面白いけど、疑問が残るし、ちょっと浅いんでない？と、思ったり。

ホットケーキ食べながら世間は広いと思った木曜日の夜。

金曜日、プリント三昧。小さく発見。しかしグッタリ。

土曜夜。Antoine d'Agataのトークイベント行って来た。待ち時間に展示も見る。
写真それぞれの説明が無いと判らないって事が判った。展示見ただけじゃわからない展示とも言う。展示より写真集かも。話の内容はそんなに突拍子もない事は無かった。まぁ、普通。
プリミティブな事やら撮影の状況がが聞きたかったりしたのだが、時間切れで質問するタイミング逃す。彼は親指？爪を齧るクセがあるっぽいのが印象的。ナン・ゴールディンの名前が出て来て、やっぱり好きなんだ、と思う。
他人の抗体が自分の抗体になるとは限らず。
特別試写された「AKA ANA」物量作戦に、ぐったり。脳内抗原抗体反応ってやつですかね。Anticorps の Anticorpsか？あの編集には少し疑問がある。が、しかし、この映像から彼の作品は映像の方が伝わりやすいのかもしれないと思ったし、「Agnie」の方が良いと私は思う。
上映後ぐったりして、人と話せる気がせず、遭遇した知人に挨拶もせず、渋谷の駅に可能な限り早足で向かって、帰宅。電車の中で、開高健と金原ひとみがあれば良いかなと、何かこう、変な事が頭に浮かぶ。
最寄り駅近くの居酒屋で落す事にする。お店のマスターがビールの苦くならない注ぎ方ってのでビールをついでくれて、そんな小さなやり取りで生き返る。

夜道をホゲホゲ歩きながら、なぜか、Serge Gainsbourgの"La Javanaise"をいい加減な歌をつぶやく。

腰なんとかしないとヤバイじょ。

いろいろ考えつつも写真の事しかしていない根無し草生活を、いつか後悔する事があるのだろうか。あの時、写真にかまけていないで反対運動すれば良かったとか。FB上で、集団的自衛権やら福島やらそこに普通に流れる日常がごっちゃになって、つまりいろんなレイヤーが一覧できてしまうって凄いかもいしれないが、このアンバランス加減に慣れていないので脳みそが吐き気がしそう。いろいろ複雑な気持ち。

で、劇場版パトレイバー2を見たいなぁ。後藤さんのセリフが聞きたいなぁ。「まやかしでも平和の方が良い。」そんなセリフをどこかで言っていた記憶があるんだけど。こんなの見つけた。

開高健「輝ける闇」読み終わった。最後の最後に胃の痛くなる戦闘シーン出てきた。それまでのノンビリな様子はあっという間に一掃されて、もう、真っ裸にされちゃうっていうか、何だろう、この崩れ方っていうか剥がされ方は。いろいろ気になる言葉が散らばっている。ところで、お年頃からすると多分、軍国少年だったであろう開高健が戦後どんな事を考えて作家になったんだろう。彼は何故ベトナムへ行ったのかな。

腰がぱんぱんで一日中寝てたり、フランス語の宿題をやっつけたり、写真をセレクトしてみたりな週末であった。

Antoine+開高健＋妹。私のリアルは何処だ？

火曜日は早寝したので、水曜日の朝は思ったより素直に起きられたのだが、朝っぱらから荷物運びをするハメになり腰に負担かかってよろしくない。次回からは気をつけよう。ヨレヨレに疲れていて1日がおシャカになった。水曜日、ほぼ１日中寝倒したにもかかわらず、今日、夕方から腰がビキピキ、ぎっくり腰一歩手前だが、頼りの鍼灸院もなくどうしようもない。うーん。困った。

古本屋さんに注文していた「中国現代文学選集5」（平凡社）が届いた。茶色いシミがあったりするけれどケースに入っていて表紙は奇麗、紙もボロボロじゃない。いわゆる端っこから茶色くなっていたりとかしてないから良い紙を使っているんだな。活版印刷と思われる活字は細くて小さくて、でも読みやすい。当時の定価450円。中国現代文学選集月報第11号 1962.12.5と購読者カードも付いてる。この購読者カードの差出期限は昭和38年10月31日。これに切手を貼って、「再販してね！」希望を出したら良いだろうか？とか考えてみたり。宛先は千代田区四番町四番地（4のゾロ目）だ。あ。神田じゃないね。
目当ては、映画「SPRING FEVER」で引用されている郁達夫の「春風沈酔の夜」引き蘢りインテリ君の話だった。

都写美の図書室でAntoine d'Agataの写真集をゴッソリ見る。エロく無いセックスやらゴッソリ眉間にシワ寄りまくり。こんなにゴッソリ必要かよ！と物量にグッタリ。ANTICORPS フランス語のタイトルだけど私のシリーズはCORPS（仮）で、あう〜。で、真逆。ボケブレまくり、かと思うとピントびしっと決まりまくって皮膚のテクスチャーもクッキリなポートレイトがあったり。っていうか、リアルなのかリアルを越えてシュールなのか、バーチャルなのかお伽噺なのかグッタリする。で、ANTICORPSの日本語版をパラパラ見る限り、文章が理屈っぽい。チャプター事にタイトルが付いており、文章の最後には著名な人の言葉が引用されている。セックスやら薬中な様子やらいろいろ満載なクセにフランス人理屈っぽい。
2009年に出版されたAgnieはANTICORPSより好きだと思う。

開高健「輝ける闇」をチビチビと読んでいるのだが、おっちゃん文章上手すぎ。冒頭の夕暮れの様子は絶品やもしれず、2/3くらい読んだけど過激な戦闘シーンは出てきてない。で、時々、涙が出そうになる所に遭遇するのが電車の中だったりするので困る。で、ベトナム戦争があったのは40年くらい前で、サイゴン陥落ニュースが新聞に掲載されていたのも知ってる、なのに、すでにお伽噺のような気がする。なんだか不思議なのだが、多分、それ以降戦争のルポやら戦記ってのを読んでいないからなのか、アニメもしくはSFでしか接しないからなのか、湾岸戦争のゲームっぽさのせいなのか、自分の事しか考えない人非人だからなのか、正直ちょっと、どういう事なのか自分で困惑中。

妹に会ったついでに、フランス語を少しヘルプしてもらう。流石長年フランス語やっているので初心者レベルはあっという間に音が文字になる。「頼りになるねぇ。」

荷物が届くのは嬉しいが…

ヨドやらB&Hに注文した感材が欲しい分だけの在庫が無くて、ダラダラとやってくる。ヨドのは２分割のハズが3分割だし。ヨドで買うより安いと思われるorヨドで扱ってないものはB&Hなのだが、こっち2分割。久しぶりに100枚の箱に入ったバライタ紙。箱は使いやすいから好きだ。ワークプリント入れとかにリサイクルできるし。しかし、今月の感材代は想定外のコダックの値上げで恐ろしい金額になっているよ。請求が怖い。

B&Hの梱包を開けるのは結構楽しみ。毎回、違うし、担当者？によって詰め方が違う気がする。今回、丈夫なプチプチが緩衝材として使われており、お昼寝マットに出来るんじゃ？と、思うくらい。寝転んでみたけどプチプチ破裂せず。新しい緩衝材なのかなぁ今まで見た事ない。

土曜日はカロイタプ講評講座WS。ハイコントラストシスターズの写真満載。膜が張ったようなぼんやりな脳みそには、かなり効く。

ベルゲールの紙はドライダウンが激しいなぁ。と、毎度感心する。

写真をランダムにセレクトするツールを作ろうとphpいじりだしたら終われなくなり、週末は、いとも簡単に昼夜逆転。おかげで集中力低下でフランス語の宿題進まず。いわゆる集中力の無い小学生状態。復讐も途中で止ってる、また、先生にあきれられちゃうなぁ。肩こり更新。

福島でゴドーを待ちながら

早稲田大学の演劇博物館へ「サミュエル・ベケット展―ドアはわからないくらいに開いている」を見に行く。ベケットの作品の歴史と上演された経歴とか日本でのベケットの扱われ方とか説明やら解説やら。「ゴドー」以外は知らない作品なので、舞台見たいなぁ。
「ゴドーを待ちながら」は、紛争地帯やら不条理満載な場所で上演されているが、福島で、かもめマシーンという劇団が上演したとか。お客さんは東京から一人。YouTubeにあるとかで検索して見た。福島原発事故の後のゴドーは、3.11を境に変わってしまった何かを確認するような、不条理感満載。

博物館の前に自転車置いておいたら、「駐輪禁止だから所定の駐輪所にとめてね。」な、タグが付けられてた。

建物が古くて床がギシギシしてて風情があって良いね。

帰りにお店の壁に大きな本棚があるブックカフェに寄って、ベケットの本読みながら、まわりの学生の会話に耳ダンボ。大きな本棚を眺めて少し和む。

ホットケーキ焼き、安定してきた気がする。沢山焼きすぎないがコツな気がしてきた。生地を多く流し込みすぎないとか。

1本1000円のフィルムで誰が写真撮るんだろう

金曜、暗室の友とベルゲールの小全紙1枚あたりの単価を計算してげんなりして家に帰ってFB覗いたら、コダックのフィルムが大幅に値上げする。って情報が流れてきた。「ぎゃー！」である。いつかは1本1000円の時代が来るとは思っていたけれども、思っていたよりちーっと早かった。取り敢えず人体用に少し買いだめしたけど、他のフィルムをテストで使ってみたりせねば。こんな事なら消費税率アップの前に買っておけばよかったよ。

友人とご飯の約束をしていたのだが、ネット越しの風情が「あんた今あたしと会いたいと、あまり思ってないでしょう？」っていう感じだった上に、時間間違えた上にケツカッチンであまり時間が無い合間に呼び出された店に付いたら、向こうはランチ食べた後で、私が飲み物注文して座っても、その後注文取りに来ないで「なんで注文取りに来ないのかな？」って言ったら「だってラストオーダだもん。」って、「お腹空いてないからお茶って言ってたかから。」って「いくらお茶って言ったからって、何も食べないって事ないでしょう。」って、ってムカついて、なんで私はラストオーダー終わった店に呼び出されなくちゃならないんだって思って「悪いけど、帰る！」って、喧嘩別れ。連休初日から気分悪し。

で、ヨドで印画紙調達して、カロタイプでプリント。少し作業が進んでココロに日常が戻る。
今日もあっこちゃんの伊勢丹タンタンタンで和む。