さるぢえブログ

みっちりした古本屋を覗く

近所の古本屋を覗く。
「ガニメデの優しい巨人」と「巨人たちの星」を発見。「星を継ぐもの」の続きが読みたくて探していたのよー。
「日付のある写真論」西井一夫をなんとなく手に取る。表紙が山崎博だったので買う。奥付を見たら1981年出版。ページを捲ると出て来る写真家は今でも生きてる人なんだけど、写真写りがすごく若くてさ。古いな。

方向音痴恐怖性なのに、写真界の地図は持っていない私。なぜか困っていない、そりゃそうだ、遠出してないし、家の場所を教えたりしてないんだもん。
2Bでの田中長徳ビューイングの時に長徳さんが、メモ帳の束を持参していた事を思い出した。長徳さんが、海外に居た時に、美術館に通って大御所作家のオリジナルを見た時のメモだと言っていた。
その時は、「いいなー。オリジナルが見られて。」くらいに思っていたのだが、彼の言った事を思い出し。「あー。地図作ってたのね。」と、今頃、気がつく私。遅いですね〜。

とりあえず、明日は見逃しそうな写真展巡りの予定。少し涼しいと嬉しいのだけれど。

アルル後の展開が気になる二人

アルルに行った面子のうち4人、夜に2B集合。「久しぶり〜。アルルではお世話になりました。」から始まる。

Iさんの写真は5月？に見たのが最後でアルル版のセレクトを見ていないので、それも見せてもらう。カラーのシリーズがすごく良くて、良い意味で引っかかりの多い作品だった。 彼は、9月の2Bグループ展に参加するので、次に何が出てくるのか楽しみだ。

居酒屋で、アルルの事やら写真の事をいろいろ話す。

Hさんと私は、これまた9月のVivitar展に参加の予定。Hさんは、どう作ってくるか楽しみ。
私は、どうしようかな。まずは、フィルム買わないとね。

1日3回

「写真の真実」4人目のクーデルカ。
別の英文のインタビューを読んでいたのだけれど、写真家同士となると、また違った感じだ。
すごく長いインタビューではないのだけれど、1日一人しか読み進めないことにしている。
注意深く読まなければならないので、ゆっくりと1日3回くらい同じインタビューを読んでいる。おまけに、前日分を読み直したりして結構楽しめる。

「写真の真実」フランク・ホーヴァット

アルルで知り合いになった人から教えてもらった本「写真の真実」フランク・ホーヴァット。
トレヴィルの本なので新刊はない。ネットの古本屋で見つけた。

今日届いた。
フランク・ホーヴァット自身も写真家で、彼がリスペクトしている写真家へのインタビュー集。
ここに収録されている作家の半分は知らないのだが、早速、移動中の電車で読み始めた。
一人目エドワール・ブーバ。シビレる。
多分、食えないオヤジ対談なのだが、こんな風に言葉で写真を撮る事を話せるようになりたい。
ドキドキする。涙が出そうになる。
降りる駅で一人目を読み終わる。

次ヘルムート・ニュートンも読みたいのだが、そんなに早く読んでしまってはモッタイナイので我慢する。

外注って楽だ

写真のスキャンをリスマチックでやってもらう事にした。
うちのスキャナーじゃできないのでお金で解決。

朝入稿して夕方受け取り。家に帰ってきてデータをチェック。
ホコリが少ない。熱心にホコリ取りしなくてもいい！
濃度とコントラストをいじったりしなくてもキレイ。うほー。

こりゃ、いいね。

クルクル、グルグル

だらだらとこねくりまわしていた、キャプション、昨日の結果も踏まえて、さらにグルグルする。
なんとか文章にする。
英文は、よれよれ、書きかけようとしたのだが、I think...ばかりが並ぶ風情ありありで、まったく文章が構築できず。

結局は、添削をお願いするつもりだった友人に英訳してもらう。
自分が考えていない所に限って、ところどころ突っ込まれ、
「うわー。そこ考えてないかも。」と、頭をグルグルさせる。
立派なキャプションを仕上げてくれた。
感謝してもしきれない。

都内でプレイベント

アルル行きの準備は、キャプション（日・英）、スキャンとパッキング。カメラ選び。
写真に関しては、ほぼ「あとは行くだけ」の境地。
イベント前はかなり緊張していたので、伸びをしてみたりじっと前見てたり、パリのガイドブック見たり。
でも、とても楽しかった。現状とこれから。の話ができたような気がする。思い切ってプレイベントしてよかった。
とは言っても、終了後は肩こりに少々頭痛。やっぱり疲れた。
アルルは、これが1日3回で外国語だよー。
外資で働いている友人によれば、コミュニケーションは度胸と体力らしい。
現地では、せめて夕食はケチらないようにしよう。
本の衝動買いより、体力維持に投資せねば。

しかし、アルルでバスタブ付きの部屋が取れなかったのが心残りだなー。
葛根湯を大量に持参せねば。

プリントのエディションは1だと思う

今までにプリントしたものを並べて改めてセレクト、OKプリントに日付とサインを入れ、ちゃんとしたストレージボックスに入れる。
新作は、なんとかなった気がする。

問題は、モンゴルの11×14の新しいプリント。
印画紙に泣かされて苦戦したが、やっぱり、トーンが同じになっていないような気がする。
統一感が無いのである。
サイズが大きいほうが良いプリントもあるが、だんだん、これでプレゼンする気が失せて来た。
これなら、オリジナルの8×10で見せた方が美しいように思えて来た。
この、黒ーいプリントが一番好きなんだよね。

藤田めぐみ写真展「快気内祝」

藤田さんの初個展を見に行く。
2Bワークショップのグループ展で最初に彼女の作品を見た時。
「グループ展にはもったいないから、個展やりなよー。」と言ったのだが。
やっと、実現。
「自分と向き合って、消化するってこういう事なのか。」と、思う。
また、ギャラリーがかわいくて、白くて良い所だった。
結局、かなり長時間なごんでしまったのでした。

イベント満載であります

去年のアルル組は帰りが大変だったけど、今年のアルル組は行きにいろいろイベント満載。どちらも元凶はホテルだ。
かなり早い段階から予約をして部屋を確保したのに、追い出された人、今の所2名。
「予約が一杯で他所に移って。」「使えない部屋があったのー。他所に移って。」
舐められてるのか、日本人。
しかし、２人とも引きが強いなー。きっとハッピーな事も引いてくるに違いない。

とか言っている私は、自主プレイベント企画中。

プリントの進捗は、もう少しで終了か？
キャノンのコンパクトで撮影したネガは、露出がオーバー目。
マニュアルで撮影する時の私の露出は、アンダー目。
オーバー目のネガなんだから、露光量を増やして、濃度を黒い方へシフトさせて、お気に入りの所に落とし込めば良いと、PhotoShopの濃度とコントラストのスライダーを頭の中でいじってなんちゃってシミュレート。
オーバー目のネガをプリントする事に慣れていないので、なーんだか、シックリしたトーンにならない。で、ネガがダメだとダメだね。と、開き直り中。
つまり、キャノンのコンパクトで撮影したネガは、減感現像すれば良かったんだな。と、今更気がつく。
そんなわけで、いい加減セレクト確定作業に入りたい所。