さるぢえブログ

写真展開催のお知らせ

石川圭花 写真展「void」

2012. 9.19 (水) 〜 10.7(日)
open : 12:00-19:00
定休日：月・火曜日
会場 : ブルームギャラリー（大阪）

関東在住の方には、ちょっと遠くてすみませんが、旅行のついで、出張の空き時間に足を運んでいただけると嬉しいです。


(c)Keika ISHIKAWA

『…しかし、人生が生きるに値しない、ということは誰でもが知っている。…』（カミュ「異邦人」）

自分の意思でこの世に生まれたのではなく、気がついた時にはこの世に居た。
生きてゆかなくてはならない理由は、私の中には無い。
理由があるとすれば、他人との関係の中にしか無い。

頭の中に生まれる感情をあるときは吐き出し、あるときは抱え込む。
それでも写真を撮り続ける。せめては自分が何者なのか知りたい。

先週の銀座に続いて、新宿で

安井みゆき写真展「青い草」
彼女とは「アルルに行こうよ。」とそそのかしてからの友人。まさか、本当に行くとは思っていなかったし、まさか、こんなにドップリ写真をやる事になるとは予想していなかった。
何度目かの応募でニコンサロンの審査に通過したと聞いたときは、てっきり、夜のいろいろな風景を撮った写真が認められたのかと思い込んでいた。モンゴルで撮影したものをまとめた作品と聞いて、「何！”夜”じゃないの？」「”旅写真家”になっちゃうよ。」というのが正直なところだった。
初日の昨日、見て来た。
モンゴルに行った事のある私としては、「あぁ。モンゴルの写真だなぁ。」というのが第一印象。東京とか他の場所で撮ったorもっと他のいろいろなカットを入れれば密度が上がったのになぁ。一番奥の壁の並びがとても好き。そんなわけで、「次が見たい。」というぶっちゃけた感想を本人に伝えた。

八木隆太写真展「蜃気楼」
白飛ばしていて、非常に目が楽しい。
そんなわけで、マジマジ見つめて楽しむ。

ちょっと涼しい日だったような

カロタイプでプリントを並べてみる。もっと良くなる所があるんじゃないかと自分で突っ込みを入れてみる。

「ボヴァリー夫人」を読み始めた。作者のフロベールが、「Madame Bovary, c'est moi !」と言ったとか言わなかったとか。

ヘアーカラーの薬剤を調達してみた。が、説明書を読んで面倒くさくなる。

たまたま西友をウロウロする。売っている物って恐ろしく安いものがあって、買い込んでしまった。

友人が夕ご飯をごちそうしてくれた。韓国料理ウマウマであった。今日は所得が発生した１日。嬉しい。

一昨日から持ち歩くカメラをコンタックスにしてみた。シャッター切る気になるから不思議だよ。

幸せをわけてもらう

カロタイプでプリント少々。

夜、写真展のオープニングパーティーに出席。幸せな気持ちを分けてもらった。

2次会で、大声で話したので、ちょっとノドがいがらっぽい。

HosonoHouseが脳みそをジャック

昨日、友人がフィルム現像しながら細野晴臣大会をしていたので、脳みそをジャックされたまま。
白岡さんがしみじみ、「石川さんの写真、よく、ニコン通過したね。」と、今でも言うので「それって、どういう意味ですかぁ。」と、言ってみたり。実は、時々、言われているで、毎度「どういう意味ですかぁ」と問う。

今日は朝から、「恋は桃色」ループ。髪を染めたいけど色が決められず。

都営線が500円で乗り放題なので、ちょっと遠回りだけど大江戸線を使う。
築地市場駅から銀座ニコンサロンへ。
佐野久里子写真展「moiré －モアレ－」
クールな写真。制作過程を所々知っていたり、コンペに応募する前の満ちている感じとか、会場で本人がとても嬉しそうだとか、2年前の私もこんな感じだったのかなと、初心に戻る。ギャラリーの方と話をしたり。

大門駅からGallery 916へ。
あの辺りは、ウロウロと写真を撮りに行った事があるのだけれど、再開発されていて違う場所になっていた、以前はすごく地味な所だったのに。距離感が変わっちゃってた。
Ralph Gibsonの写真を見たかったのだけれど、ギャラリーがかっこ良すぎで、箱だけ見せてくれても良いよ。とか、思った。ギャラリーはニュートラルであるべきな気がして来た。しかしあの広さと天井の高さは、かなり魅力的。芳名帳に知人の名前を発見。肝心の写真だが、写真集で見ていた感じとちょっと違うなぁ。ギャラリー方と少し話をしたり。今日は、ギャラリーの方とお話しする日だったなぁ。

新宿駅から伊勢丹へ。
Mens館に入っているJAM HOME MADEにリングを修理に出す。

ヨドに寄る予定だったけど体力無くて諦めて帰宅。

チビチビチビチビチビとプリント

今まで、少なくとも3カットはプリントできていたのだけれど、今日は1カットと半分。暗室の友が、隣で、涙が出るほどカッコいいプリントをしているので頑張ってみたが苦戦。コントラストと濃度がしっくり決まらなくて、集中力が続かず迷路にはまりかかったので、強制終了。明日、プレスしてから方針を決める事にする。思いの外ぐったり。

おやつといえば、カロタイプのご近所のヤマザキが日曜日から夏休み。豆大福は調達できなくなる。

御用達の中華料理屋さんは休み無しで営業するというわけで、お弁当は大丈夫。

手の保護のために、暗室の片付け用にゴム長手袋を導入。手がゴム臭くなるけど良いかも。

チビチビチビとプリント

一昨日の夕方。黒焼き風というか露出マイナス補正してたまま撮ってたから潰れちゃった。

プリント大分進んで来た。ハイライトも増量（当社比）。無事山を越せるだろうか？越えなければならないのだよ。

昨日、２軒隣の家の依頼を受けた測量の人が、ご近所を測量していったよ。
依頼主の方からは事前のお知らせが何も無く、「感じわるー。」と話題になる。測量なんてデリケートな事をわざわざ面倒を起こすような、やり方するって、何を考えているのか考えていないのか。世間は広い。広すぎる。

バイト先の健康診断で、去年から体重が減っている点を指摘されたので、「落としました、去年の秋ごろダイエットしたんです。今はしていないですけど。」って言ったら、IBMじゃないや、何だっけあの肥満の数値、あれを電卓で計算して「痩せ過ぎの数字です。これ以上落とさないで下さい。生理不順とか体に良く無い事が起きるので。」とか、キツめに言われた。「今のところ無いです。」と返事。（実は順調か不順か気にしていない。みんな正確に覚えていたりするのかな？だいたい、スタートもエンドもチェックしづらいよね。朝とか夜とか。体調でわかるじゃん。そろそろ来るぞとか。）
これ以上、落とすつもりはないしね。体感としては今くらいの重さがちょうど良いんだよね。と、聞く耳無しちゅう。人生の大半40kg前後だったから40kg後半にさしかかると重いっていうか、付き過ぎなんだよ。個体差って事を考えようよって思った。

あれこれ用事を済ませていたら昼ご飯を食べ損ないそうになり、午後3時のおやつ時間にカレーのランチにありつく。

ご近所の一軒屋カフェで、あれこれ脳みそ作業して、置いてあった京都カフェ本を読んでいたら京都行きたくなった。京都で良い写真が撮れたためしがないけど。法然院に行ってぼーっとして、喫茶店で本読んでダラダラしたい。京都欠乏症。
で、このご近所カフェは知り合いの家の居間でお茶をするような雰囲気。吹き抜けで明るくて気持ちよい。こんな空気のさっぱりした日の夕方は、フランスの長い夕方を思い出す。

そんなダラダラな木曜。カロタイプが定休日なので、暗室休みで自分も休日モード。そう言えば明日から1週間サンドイッチ屋さん夏休みだ。おやつ難民だよ。サンドイッチ屋さんをアテてにしているカロタイプ暗室ユーザの皆さんお気をつけください。サンドイッチ屋さん夏期休暇です。

チビチビチビとプリント

とりあえず今までにプリントしたカットを並べてみた。
トーンがそろっていないカットがいくつかあるから、最後に直しだ。プリントが面倒なカットを後回しにする傾向があるので、だんだん面倒になっくる。

今日は1日あまり気持ちが安定せず、少々、イラついていたので疲れれた。

最近、あり得ない間違いをしちゃう事がしばしば。絶対しないだろうって事を間違えるんだよね。こういう時って視野が狭くなっているというか。良く無い傾向なんだよね。

9月の個展に関して、ギャラリーオーナーさんと電話連絡。いろいろ連絡を密にしないといかんな。考える事も増えるし。常設展のスペースでも小さい展示が出来ないかな。って話もあったりした。思ったより規模が大きくなる。

ピーマンと豚肉の炒め物に豆板醤を入れすぎる。なんか勢いでスプーン山盛り投入しちゃったんだよね。

パリフォト見に行きたいが、諸般の事情で難しいかもなぁ。

チビチビとプリント

今日も、ちびちびとプリント。

暗室の友も粛々と黒焼き。これがカッコいいプリントでねぇ。満ちて行く様子を目の当たりにする。完成が楽しみだよ。わくわく。

カロタイプの暗室に居ると、いろいろな物が見られる。

この前の月曜日は、覆い焼きをしたプリントと、ストレートに濃度とコントラストの調整だけで焼いたプリントを並べている現場に遭遇。覆い焼きは努力ほど報われないっぽい。マルチグレードの印画紙でプリントするなら覆い焼きの意味はあまり無いね。多分、覆い焼きは号数紙でプリントしていた頃の名残というか歴史的事情でしか無いって印象。面白い結果だった。

カモメ食堂かな？

高田馬場経由で久しぶりに都写美へ。この前は、まだ、寒かった。

お店が新宿にあった時に、よくランチしていたロシア料理レストラン「チャイカ」が馬場にある事を急に思い出して、ピロシキのランチを食べる。かなり久しぶりに食べるけど、昔と変わらない味。普通に美味しくてお腹いっぱい大満足。
お勘定するときに、古株のウエイトレスさんから「以前、良く来てくれた方ですよね。」って、声を掛けられた。もう10年以上前の事なのに、覚えていてくれた。
私は、おしゃべりじゃないし、腰引けてるる、いつも緊張してチビチビと部屋の隅にいるような感じでなので「私の事は誰も覚えているハズ無い。」って、いつも思っているので、すごくビックリな体験だった。
ヴォストークに乗ったソ連の宇宙飛行士が言った台詞は「私は、カモメ」だったかな。

都写美で、田村彰英「夢の光」を見る。「BASE」の写真集は持っていたけど写真は初めて見る。めちゃくちゃカッコいい。これでデビューか。凄いなぁ。BASEのトーンで全てが統一されていたら凄かっただろうなぁ。とも、思った。
大判で撮った「赤陽」は、パースが不思議な感じで、スケールとかなんか良くわからなくて、建物が平面に写像された感ありあり。

自然の鉛筆。都写美の収蔵作品展、前半の歴史的な写真は、まぁ、置いといて、後半はいろいろあって面白かったけど、ちゃんと常設展にして、もう少し１作家の作品を多くして欲しいなぁ。ホント、マジ常設展してほしいよ。

ついでに図書室に寄って、雑誌捲ったり、新着図書眺めたり、都写美過去の展示の図録に被写体が女性ばかりの図録があって、何気なく捲ったら、お母さん達は子連れでデモや勉強会やらするのが常らしいという事が判明。脱原発に始まった事では無く世の常っぽい。うちの母ちゃんも、そうだだったなぁ。って思い出す。デモはしてないけど、ビラくばりやら勉強会やら講演会やら連れてかれたなぁ。
その何ていうか、母と子はすでに分離してるのに、いろんな意味で距離が近いんだよね。
あと、寂聴さんが袈裟姿にヒールのあるブーツ履いて、「いや、この人凄い。」と改めて思った。

帰りにヨドと伊勢丹よって、目に留まった商品をあれこれ説明してもらって楽しんで帰宅。伊勢丹って本当に楽しいなぁ。