さるぢえブログ

ブツブツしつつ

今週、火曜日爆睡。

水曜日、白岡さんのプリントを、まーじまじ見つめて「白岡さんのプリントって黒い黒いって言われるけど、そんなに黒くないですよねぇ。」「私の方が黒いですよねぇ。」「だから、もっと明るく焼けと…。」とか「白い写真って黒いのより過激に見えるのは何でですかねぇ。」と、ブツブツ。
お気に入りのピアスを片方落とす。ショックで立ち直れない。何の思し召しなのか？

今日、木曜日、結局、リニューアルした国立近代美術館の常設展に行く。年間パスポートの期限が延長された。（リニューアルで休館してたから、入会した時期によって数ヶ月の特別な延長処置。ラッキー！）
展示の数が減った？ような気がするのは気のせいか？でも、2,3ヶ月ごとに入れ替えるみたいだから良いかも？柱が目立つのがうーん。椅子が増えて座って眺められる所が増えていたが、自分の眺めたい作品の所に椅子があるとは限らない。
盛田コレクションがすげー好み。個人でコレ持っていたってすごいね。しかも、ニューヨークの自宅で。
写真のコーナが少し小さくなった？アーロン・シスキンのプリントはかなりキレイだった。写真集とは別物。
現代アートのエリアにはビデオ作品が展示されていた。ビデオ作品って絵画とか彫刻みたいに、こちらが能動的に見るのとは違って、嫌でも脳みそに情報が流し込まれるって所がかなり強烈。特に静止した作品の中でビデオ見ると、そのギャップが大きい。

美術館の後は東京堂書店に行くのがお約束。
本を買うつもりで行ったのだが、（ポール・オースター「リヴァイアサン」）想定外の衝動買い。ロズウェル・アンンジェ「まなざしのエクササイズ」。冒頭を少し読んだ。面白そうだが写真の解説が「えー。そうなの、そうやって、読むわけ…。」と、思ったり、しつつも、面白そう。章の終わりに課題があるので、ポートレイトワークショップが活字になったような感じかな。
「NUDE写真をはじめる前にコレがあれば良かったのにー。」とか思うけど、やってみない事には分からない事もあるしね。とかブツブツ。衝動買いしちゃったから毛染めは来月にする。

髪をカットに。さっぱりして満足。

待っていた物が届くと「よし」と言われている気がするのは、気のせいだけれども

土曜日、かなり久しぶりにニコンサロンのポートフォリオレビューを見学。担当は伊藤俊治さん。偶然、写真友達が見せに来ていた。どんなコメントが出てくるのか楽しみにしていたけど、「ほほー。」っていう興味深いコメントなくてがっかり。で、例のセリフ「私の写真良く審査に通過したなぁ。」ってところに戻る。

カフェでおやつして、休憩していたら、嬉し吃驚なお知らせが来る。作品が売れた！しかも、すごいカッコいい額装で。額装していただいた作家さんを直接存じ上げないのだけれども、「感謝感激、雨霰」とはこの事だろうと思う。

夕方、用事で上京してきた父ちゃんとご飯。その後、妹の家におじゃまして１泊。珍しく、色々話を聞いてもらう。つまり、あまり自分としてめったにない事なのだが…。

今日は、現像し忘れていたパリのネガなどフィルム現像。ちと眠い。温度低かった。

笙の演奏者の友人から、お願いしていたCDが届く。雅楽の盤渉調の調子と雙調の調子が聞きたかったのだよ。季節でいうと冬と春の音。本当はライブで聞きたいのだが、ライブの日程がちょうど良い時が無くてね。その友人とは、数年会っていないのだけれど、会いたいなぁ。ストーンズ、メセニで、調子ってすごい取り合わせだな。
少しだけ、気持ちが解れたところへ、調子のCDが届く、絶妙なタイミング。さすがだ。グルグルな状況ではあるけれども、進めないと死んでしまうので、「良し」と言われたという事にする。

目眩しそうな午後だった

結局、ちょこっと散歩に出た。交差点で信号が青の方に行くという、適当なルールで、ウロウロしていたら新宿の知らない町に遭遇。四谷の向こうの地面の低いあたり。風呂無しアパートとか残っているような、少なくとも30年前くらいの空気が残っている印象。目眩がしそうだった。
知らない町なのでシャッター切れた、シャッターを切る場所は壁とかビニールシートとか相変わらずなのが判明。外で写真を撮るのは久しぶりだ。最近はカメラを持っていても外では全然撮れなかったんだよね。という意味では良かったのか？カット数は20カットくらいか？同じ所で2,3カットは撮るから、大して撮ってないな。

久しぶりに新宿のギャラリーを巡る。

ルーニィ→TTPG→Place M→蒼穹舎→Photographers Gallery→新宿ニコンサロン。

TTPGで展示していた菱沼勇夫「Let Me Out 2」が面白かったし、自分の頑張ろうと思ってみたり。コマーシャルギャラリーじゃないけど、だからなのか、TTPGの展示はいつも何か興味深い作品展をしていて良いギャラリーだなぁ。刺激的だ。あの空間とても好きだし。

ニコンサロンのBisで展示していた高島空太写真展「ざわつき」デジタルでアレたモノクロ。好きな作品だ。気になる。プリントのトーンが揃っていたらもっと密度が上がるのか、単調で面白くないのか気になるところだ。

しかし、みんな写真についてちゃんと説明というか言葉を持っていてすごいなぁ。と、思う。

帰って来てから、トリュフォーの「アメリカの夜」を見る。真面目にデタラメな映画の世界のお話。すごく好きだ。トリュフォー楽しい。とりあえず3本見たが、他のも見たいなぁ。ドキドキ。またアマゾンでバーゲンしてくれないかなぁ。

ストーンズ→メセニ

ストーンズをヘビーローテしたあげくに、突然 Pat Metheny の "Last Train Home" が頭の中に流れて来たので、CD棚漁ってiTunesに取込む。J-WAVEが開局しはじめのころに良く聞いていた番組のオープニングかクロージングで流れていて、これも脳みそに刷り込まれている曲の１つなんだろうな。と、思う。

しかし、何でストーンズ→メセニなんだ？脳みそ君のやる事は良くわからないなぁ。

カロタイプで、ちびっとプリント。ニコンサロンへ写真を持って行く友人を見送り、ちょっと考え事してみたり。

久しぶりに金原ひとみの本を調達。というか衝動買い。彼女の作品は私と親和性が高いので、今、読むとドップリ漬かりそうなのが想定の範囲内なので、読むべきか読まざるべきか悩みちう。「だったら買うなよー。」って話ではあるが…。

明日は、横浜美術館に行こうと思っていたが、木曜定休だったので「世田谷美術館にしようかなぁ。」とか悩みちう。

今更、リセットボタンを押す

プリントを見直す。なーんか、自己満足っぽい気がして来た。黒がいっぱいあると嬉しいので、どうしてもシャドー部のディティールを潰し過ぎる。ような気がしてきたので、最近プリントしたお気に入りのカットをプリントし直してみた。

ここんとこ、白岡さんに直接コメントを求めないようにしていて、聞きたい事がある時は講評講座で、みんなに聞くようにしている。が、白岡さんが良く言うところの「もっと明るく焼きましょう。」ってやつを自主的にやってみた。ちょっと基準をリセットしてみた。

とりあえず、コントラストは変えずに露光時間を大幅削減。ハイライトが飛ぶのは無視して、（無視してもドライダウンした時にトーンが残ったりするからね。）黒が緩く無くて、かつ、ディティールが潰れないようにプリントしてみた。写っているシーツの白が白くて笑った。（つまり、シーツが白くてハイライトだから、なーんか目立つような気がして好きじゃない気がしていて、グレーにシフトしているわけですよ。毎度の事ですが…相対的にハイライトなんだけどね。）透明度が上がって爽やか系になった。
コントラストを落として、ういてくる黒を露光をかけて絞めたら、白をグレーにシフトさせられるわけだが…。

Brown Sugarで気合い入れて？

一昨日、写真展の搬出、搬入と搬入の額装を手伝う。
昨日、オープニングをハシゴ。
今日は、英語のメール読んで買いて、Brown Sugarをヘビーローテしながら野村佐紀子→プランタン→松屋→小林紀晴→小川和宣→友達とごはん、ついでに英文をチェックしてもらうい、チョコもらった。
写真を見る時はBrown Sugar無しだけど、移動中はずーっと流しっぱなしジャンキー。こういう症状の時は体力落ちてるかヤバイ時なんだよね。

そういえば、野村佐紀子＋小林紀晴はディズフォトギャラリーのワークショップの講師だったという縁だよなぁ。どちらもカラーモノクロ混在な展示で、野村さんは、とにかく撮っている量も技術も私とは桁違いなんだろうなぁ。と、想像する。しかし、自分がNUDEを撮る事になるとはねぇ。ワークショップを受けていた時の自分に、「野村さんの話をちゃんと聞いておけ。」と、伝言したい気がする。でも、あのワークショップで一番覚えているのは、野村さんの回と白岡さんの回なんだよなぁ。
小林さんの作品は久しぶりに見た気がする。そういえば、前に見た展示はEMONのだったかな。で、フォーマットもバラバラ、35, 67, 縦、横…。で、それはそれだが、今の私にはチューニングが合わない感じだなぁ。
小川さんの写真は、製作経過を知っているのだが、改めて展示会場で見る。やっぱり、ポートレイト的な写真は省いた方が甘さが無くなって、もっとシリアスになって良いと思った。ので、本人にも、「人、無くそうよ。」＋「化ける事を期待するよ。」と言う。あと、もう少しなのになぁ。プリントが良いだけに、化けきれていないのが残念というかもったいない。ホントにもったいない。
しかし、コニカの他のブースの展示が…、最近コニカの展示見ないうちに…。

過激な写真

今日は、セレクト用にプリントしたRCで悩み中のカットやら、いろいろ見直してセレクトに突っ込みを入れてみるが…。まだまだ、いろいろ、何か足りないという事だけはハッキリしたようか気がする。

カロタイプの壁には、白岡さんの作品がいくつか掛けられているの。今日、その１つが掛け変わっていた。小さなプリントで半分しろ、半分グレー。鳥でも飛んでいたのか、ポチポチ黒い点。レスリー・キーの写真は全然過激だとは思わないけど、白岡さんの写真は、一目で「うわー。過激。アバンギャルドだよー。いつまでも見ていたくなるよ。」って思った。

Sticky Fingersを1日中ぐるぐる

グルグルの脳みそがクリアになってきたっぽいので、今日は写真を見直してみたりしてから、一番焼きたいカットをプリントしてみた。最最終的には「おっし！」と思えるプリントが出来たっぽいので良しとする。なので1カットしかプリントしていない。大丈夫か？でも、この3,4ヶ月のグルグルから脱出できそうな予感？

さて、円安がどのくらいまで進むのか気になる。印画紙の在庫まだあるけど、一度注文した方が良いのか少々悩むなぁ。ところで円安になる原因って何だ？

Je t'aimeを疑え

節明けたから、少しクリアな感じなのか？

雪が降るんじゃないかとドキドキしたり。

友達と会ったり、ご飯したり、ご飯したり。

Amazonで買い込んだフランソワ・トリュフォーのDVDのうち「暗くなるまでこの恋を」を見る。
結末に、「えー。そういう展開！」と驚きつつも「愛のコリーダ」の吉っつあんもそうだよなぁ。と、なんとなくヌーベルバーグ監督たち共通点がありそうな気がしている。女は疑り深いのでコレくらいされないと本気で「Je t'aime」とは言わないかもしれず。で、女がセックスしながら「Je t'aime」なんて言ったら「… Moi non plus」で、返してくれるくらいの男じゃないとね。と、連想しりとりをしてみる。

ストーンズの「Stciky Fingers」を調達。これ好き！ジャケットのデザインがウォーホルなんだね。というわけで、ストーンズのヘビーローテに追加。

鈴木光雄さんの展示見て、荒川さんの展示をだめ押しで見る。帰りにジーンズ調達。

節目の時

昨年パリに行った時に国立図書館のキュレーターに写真を見てもらい、NUDEの写真10点をフランス国立図書館に寄贈する事になった。今回は女3人フランスチームで発送作業した。新しい節始まる前に送れて良かった。一区切りついて一安心。

カロタイプで少しプリント。今日は、荒川さん写真展がオープニングパーティーで、少し早じまいして銀座へ。楽しい時間だった。会場で出会った方と3次会まで行き、頑張ろうという話で盛り上がる。出会いは必然らしい。